会員の著書
服部研二・松本亮三 編『天皇と日本文明-王権の比較文明学-』 (東海大学出版部)

 服部研二・松本亮三会員の編著書の紹介です。 天皇と日本の文明論を語る:天皇とは何か。永く天皇制を維持してきた日本文明にはいかなる特質があるのか。天孫降臨神話や即位儀礼が伝えるメッセージを、先史時代の太陽信仰やマヤ・イン […]

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会員の著書
小倉紀蔵『韓国の行動原理』 (PHP研究所)

   日韓請求権協定に関わる報道に接して、韓国人の法意識に疑問を持つ人は少なくない。著者は韓国は法よりも道徳にこだわる国だと説く。朱子学の影響で、韓国では道徳は敵を叩き潰すための武器になっている。また、韓国の前近代が王朝 […]

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会員の著書
加藤久典『インドネシア—世界最大のイスラームの国』 (筑摩書房)

世界一のイスラーム人口を誇るインドネシアで、人々はどのような社会を創り上げたのか。多様なムスリムの声と共に、教義と実践の狭間で揺れる大国の実態を描く。 世界一のイスラーム人口を誇るインドネシアは、独立後、シャリーア(イス […]

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会員の著書
山折哲雄・川勝平太 共著『楕円の日本』 (藤原書店)

川勝平太会員の共著書が出版されました。 紹介日本には「二つの中心」がある日本における芸術・文化・宗教の二千年史を、グローバリゼーションの今、どう捉え直すのか? 国家と国土、権力と権威、聖と俗、芸術と宗教などの「二つの中心 […]

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お知らせ
三浦伸夫著『文明のなかの数学―数学史記述法・古代・アラビア』(現代数学社)

三浦伸夫会員の著書が出版されましたので、お知らせいたします。   三浦伸夫著『文明のなかの数学―数学史記述法・古代・アラビア』、現代数学社、2021年5月。    文明と数学を正面から取り上げた数学史。古代エジプト、中世 […]

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会員の著書
池谷和信(編集)『食の文明論 ホモ・サピエンス史から探る』 (農文協)

  「食の文化フォーラム」40周年記念出版、年1冊刊行で全3巻の1巻目。食、とくに共食という行動はホモ・サピエンスの生き残りと文化の発展に決定的な影響を及ぼしてきた。食こそ人間を人間たらしめているものだ。だが、人新世とい […]

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会員の著書
小倉紀蔵『群島の文明と大陸の文明』 (PHP新書)

日本は群島の文明である。それは帰納的(反演繹的)思考、経験主義(反理念・反理性主義)、そして反超越主義などによって規定される。日本に特殊なものではなく、これらの特徴を欧州で最も強く持っているのはイギリスである。群島文明は […]

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会員の著書
リチャード・J.バーンスタイン 『暴力 手すりなき思考』(叢書・ウニベルシタス 1126)

齋藤元紀(監訳) 梅田孝太(訳) 大久保歩(訳) 大森一三(訳) 川口茂雄(訳) 渡辺和典(訳) 発行:法政大学出版局四六判 380ページ 上製価格 4,200円+税ISBN978-4-588-01126-9CコードC1 […]

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会員の著書
重久俊夫著『西田哲学とその彼岸  時間論の二つの可能性』(晃洋書房)

  重久俊夫会員の著書のご紹介です。 「西田哲学は禅体験の論理化であり、体験なくして理解することはできない。」「純粋経験とは、思慮分別の滅した無心の境地だ。」こんな思い込みが、西田哲学の理解を妨げてきたのではないでしょう […]

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会員の著書
宮原一武『主流文明の世界史—魅力と魔力が歴史を作る』

「われわれが「世界史」とよぶ内実は、ほとんどがこの数千年の間に生まれた文明の出来事である。したがって、われわれが世界史として認識する主要なものは、人類の「文明史」なのである。」(「はじめに」により) 人類が築き上げた輝く […]

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