リチャード・J.バーンスタイン 『暴力 手すりなき思考』(叢書・ウニベルシタス 1126)

齋藤元紀(監訳) 梅田孝太(訳) 大久保歩(訳) 大森一三(訳) 川口茂雄(訳) 渡辺和典(訳)

発行:法政大学出版局
四六判 380ページ 上製
価格 4,200円+税
ISBN978-4-588-01126-9CコードC1310
教養 全集・双書 哲学
初版年月日2020年12月18日

紹介
戦争や暴動がすぐそばにある時代に、私たちは「暴力」をどう考えればいいのか。早急な正当化や基礎づけ主義、ニヒリズムに抗して、自由で公平な議論を創り出すために、暴力をめぐる絶えざる反省、「手すりなき思考」が今こそ必要だと問いかける。暴力について深く考え抜いた5人の思想家、シュミット、ベンヤミン、アーレント、ファノン、アスマンの書物から、根源的な暴力論を切り開く。