会報
ニュースレター第53号「研究の現場から」

世界システム論を脱思考する 山下 範久   私の研究の出発点は世界システム論である。周知のとおり、世界システム論は、1970年代にイマニュエル・ウォーラーステインが提唱したマクロ歴史社会学のアプローチである。今年80歳に […]

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ニュースレター第52号「研究の現場から」

宗教の観光資源化 ─沖縄の事例から─  塩月亮子  最近、沖縄では宗教の観光資源化が急速に進んでいる。その筆頭には、琉球王朝時代の聖地、セーファーウタキ(斎場御嶽)が挙げられるだろう。沖縄本島南部の南城市にあるこのウタキ […]

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ニュースレター第52号巻頭言

救済宗教論からの比較文明学 島薗進  比較文明学の素材はまことにさまざまだと思うが、私がこだわって来た「救済宗教」というものも切り口の1つになると思う。救済宗教とは、人間が悪や苦難を避けがたいものであることに思いを凝らし […]

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ニュースレター第52号巻頭言

救済宗教論からの比較文明学 島薗進  比較文明学の素材はまことにさまざまだと思うが、私がこだわって来た「救済宗教」というものも切り口の1つになると思う。救済宗教とは、人間が悪や苦難を避けがたいものであることに思いを凝らし […]

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ニュースレター第52号「研究の現場から」

宗教の観光資源化 ─沖縄の事例から─  塩月亮子   最近、沖縄では宗教の観光資源化が急速に進んでいる。その筆頭には、琉球王朝時代の聖地、セーファーウタキ(斎場御嶽)が挙げられるだろう。沖縄本島南部の南城市にあるこのウタ […]

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ニュースレター第52号「研究の現場から」

  最近、沖縄では宗教の観光資源化が急速に進んでいる。その筆頭には、琉球王朝時代の聖地、セーファーウタキ(斎場御嶽)が挙げられるだろう。沖縄本島南部の南城市にあるこのウタキは、2000(平成12)年、UNESCOにより世 […]

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ニュースレター第51号「研究の現場から」

近年の宗教学の研究状況と比較文明学 宮嶋俊一    宗教が文明の重要な一要素であることは間違いなく、それゆえに宗教学は比較文明学に様々な貢献をなし得ると考えている。そこで本稿では宗教学の近年の状況について簡単な報告をして […]

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ニュースレター第51号巻頭言

アニミスティック・センシティビティと「生態智」を求めて  鎌田東二  昨年、2008年は「源氏物語千年紀」を祝い、顕彰するイベントやシンポジウムが多数開催された。確かに、『源氏物語』は類稀な、世界に誇りうる日本文学である […]

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ニュースレター第51号「研究の現場から」

近年の宗教学の研究状況と比較文明学  宮嶋俊一  宗教が文明の重要な一要素であることは間違いなく、それゆえに宗教学は比較文明学に様々な貢献をなし得ると考えている。そこで本稿では宗教学の近年の状況について簡単な報告をして、 […]

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ニュースレター第50号巻頭言

 森と文明      北村昌美  鶴岡で開催された比較文明学会第26回大会のシンポジウムのテーマとして「森から生まれる文明」が選ばれたとき、会員の多くはそのテーマに一瞬違和感を覚えたのではないだろうか。つい先年まで、「森 […]

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