比較文明 第19号(2003)目次

●No. 19, 2003
《特集 帝国とネイション》
比較文明学における帝国とネイション
 特集の序にかえて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山下 範久
I 回旋する帝国とネイション 
成立期帝国日本の政治思想
 民友社系知識人の場合を中心に・・・・・・・・・・・・・・宇野田尚哉
ユーラシア外交史の中での帝国とネイション・・・・・・・・・三宅 正樹
ネイションと帝国、その分断と結びつき・・・・・・・・・・・平田 雅博
「中国」—帝国、主権、そして大国
 近150年間における「中国」の形成・・・・・・・・・・・・川島  真
II 〈新しい帝国〉の現れ方をめぐる地域間比較
トランスナショナリズムの論理と中国人主体・・・・・・・・・轡田 竜蔵
オーストラリアン・ネイションの創造と帝国・・・・・・・・・鎌田 真弓
「明治国家」から「日本帝国」へ
 司馬遼太郎の歴史認識・・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋誠一郎
III 〈帝国〉を読み解く30の「書物」・・・・・・・・・・・山下 範久
特別講演
生命・情報・文明—生命誌から見る—・・・・・・・・・・・・中村 桂子
論 文
新渡戸稲造とH・B・ストウの比較研究
 キリスト教と「悲哀の使命」観・・・・・・・・・・・・・・三上 節子
ヘレニズム文明の散在体と「近代文明」
 東地中海からアメリカまでの移動の軌跡・・・・・・・・・・桜井 寛彰
中国の「北大荒開発」による環境破壊について
 日本との比較をめざして・・・・・・・・・・・・・・・・・汪  義翔
書 評
北沢方邦著『感性としての日本思想
 ひとつの丸山真男批判』・・・・・・・・・・・・・・・・・神川 正彦
米山俊直著『私の比較文明論』・・・・・・・・・・・・・・・吉澤 五郎
濱口惠俊著『「間の文化」と「独の文化」
 —比較社会の基礎理論』・・・・・・・・・・・・・・・・・鎌田 東二
山下範久著『世界システム論で読む日本』・・・・・・・・・・染谷 臣道
謝世輝著『世界史の新しい読み方』・・・・・・・・・・・・・齊藤  博
中牧弘允・日置弘一郎編著『企業博物館の経営人類学』・・・・近藤 雅樹
川勝平太著『「美の文明」をつくる
 —「力の文明」を超えて』・・・・・・・・・・・・・・・・服部 英二
大野晋著『日本語の教室』・・・・・・・・・・・・・・・・・佐々木瑞枝
高橋誠一郎著『この国のあした—司馬遼太郎の戦争観』・・・・米山 俊直
竹澤利器雄著『日本再生のヒント』・・・・・・・・・・・・・日置弘一郎
柳父章著『秘の思想—日本文化のオモテとウラ』・・・・・・・林  貴啓
大室幹雄著『月瀬幻影 近代日本風景批評史』・・・・・・・・飯島 章仁
喜多千草著『インターネットの思想史』・・・・・・・・・・・杉田 繁治
リチャード・V・ピラード、ロバート・D・リンダー著、
 堀内一史・犬飼孝夫・日影尚之訳
 『アメリカの市民宗教と大統領』・・・・・・・・・・・・・小川  了
新著紹介
ユエンフォン・ウーン著、吉原和男監修、池田年穂訳
 『生寡婦〈グラスウィドウ〉』・・・・・・・・・・・・・・小川  了

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