ニュースレター第49号巻頭言
「アメリカ文明の特質とは?」 森孝一 「9.11」直後の演説でブッシュ大統領は、「同時多発テロ」攻撃を「文明に対する攻撃」と位置づけた。ブッシュにとって、この場合の「文明」とはアメリカ文明であり、それは同時にグロー […]
ニュースレター第49号「研究の現場から」
原理主義者の在り方~インドネシアのイスラム教と社会~ 加藤 久典 イスラム教では、スンニー派とシーア派の存在がよく知られている。その派生の源はイスラム教の歴史に求めることができる。しかし、その伝統的イスラム教の宗派と […]
ニュースレター第48号巻頭言
「バーチャル文明誌アーカイブ」の提案 杉田 繁治 2007年11月に行なわれた比較文明学会第25回大会は「文明と世界遺産」がテーマであった。すでに世界遺産 として登録されている件数は2007年8月現在で、文化遺産 […]
ニュースレター第48号「研究の現場から」
枢軸時代・比較文明・日本研究—アイゼンシュタットについてのメモ— 奥山 倫明 早稲田大学で開催された先の学会で、伊東俊太郎先生の謦咳に接し、「精神革命」論の拡充への先生の意欲を伺った。私自身は先生の議論を、梅棹忠夫 […]
ニュースレター第47号巻頭言
法則と自由 川窪 啓資 私たちは親先祖から精神的、肉体的遺伝を享け、出生後の家風、教育、環境などの影響によって性格や運命が形成されていく。俗に、良い星の下に生まれたとか、「親の因果が子に報う」などと言われている。しか […]
ニュースレター第46号「研究の現場から」
神戸市のHPによると、かつて文明博物館設置の構想があり、都市文明、科学技術文明、自然とくらしの文明の3つが支柱になる予定であったという。ところが2年ほど前に神戸市企画局に問い合わせたところ、HPは存在するが計画案はす […]
ニュースレター第46号巻頭言
化石美術館構想 原田憲一 化石美術館とは、現在は海底や湖底だが1億年後には地層として地表に露出するであろう場所を選んで美術品を埋蔵し、未来世界で、人間とはいかなる生き物で、いかに生きたのかを語らせるための美術館です […]
ニュースレター第46号「研究の現場から」
文明博物館を訪ねて 三浦 伸夫 神戸市のHP によると、かつて文明博物館設置の構想があり、都市文明、科学技術文明、自然とくらしの文明の3つが支柱になる予定であったという。ところが2年ほど前に神戸市企画局に問い合わせ […]
ニュースレター第45号巻頭言
芳醇なる多花性 片倉ともこ 受話器をとったら懐かしい声。比較文明学会の新しい風、阿部広報委員長からだった。世界を日本を語りあって意気投合、学会員同士のこういうおしゃべりは幸せのひとときだ。伊東時代、吉澤時代、この学会 […]
ニュースレター第45号「研究の現場から」
文明学としてのマヤ研究 横山玲子 「ご専門は?」と問われて、いつも躊躇する。相手が期待する答えは、聞きなれた学問分野の名称だろう。わかっていても、「文明学です」と答え続けてきた。中南米の先史文化を研究しているが、私にと […]