会報
ニュースレター第71号巻頭言

学知の通訳 山下範久 今年の三月に編著『教養としての世.界史の学び方』を刊行した。二年半にわたる学際研究プロジェクトの成果である。同プロジェクトは「「大分岐』と『大収敏』:アジアからの世界史像の再構築」という名称で、私の […]

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ニュースレター第68号巻頭言

比較文明学会の新3カ年計画 原田憲一  この度、松本亮三さんのあとを継いで3年間会長を引き受けることになりました。 私は、もともと地学分野の人間で、大学院時代は海洋地質学特に渦鞭毛藻化石を用いた古海洋環境の復元や深海産マ […]

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ニュースレター第65号巻頭言

比較文明学の徒は、激動の時代に何をなすべきか? 保坂俊司 直近のことでいえば、英国のEU 離脱の国民投票の結果には驚かされたが、同様にアメリカにおけるトランプ、サンダース現象、ISに象徴される中東地域の混乱や国際的なテロ […]

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ニュースレター第64号「研究の現場から」

日韓の歴史問題を考える 小倉紀蔵 日韓関係はなぜうまくいかないのか。理由はいろいろある。だが、もっとも根本的なことをいえば、日本人と韓国人がともに自分たちに自信を持てず、すべてに対して否定的になってしまっていることが、問 […]

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ニュースレター第64号巻頭言

私の比較文明論 三浦伸夫 勤務校の神戸大学においてかつて改組があり、1992 年に国際文化学部が、そして2007 年にその大学院が誕生しました。大学院には「比較文明論コース」も設置されました(詳細は『比較文明』第26 号 […]

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ニュースレター第63号「研究の現場から」

異文化・異文明へ向けるまなざし 服部泰 現代において、異なる文化・文明が接触する機会として大きな役割を担うのが観光である。我々は自らの欲求にしたがって国内外の様々な地に赴き、異文化に触れることで感動し、更なる感動を求めて […]

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ニュースレター第63号巻頭言

文明三学  小林道憲 出雲大社の大神殿は、もとは16 丈(約48m)さらに古くは32 丈(約96m)もあったといわれる。太い柱で建物を空高く持ち上げ、その上に神殿を造り、そこへ昇る長い梯子をつけたものであっただろうと推定 […]

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ニュースレター第62号「研究の現場から」

文明間の交流から再考する新大陸 吉田晃章  現在のフィールドであるメキシコ西部地域との出会いは、今からおよそ20 年前グアダラハラ大学が中心となって行うサユラ盆地考古学プロジェクトに加わったことに始まった。発掘調査が実施 […]

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ニュースレター第62号巻頭言

成長・発展を超えた文明と地球の認識に向けて 松本 亮三  2014 年11 月15 日(土)、「地球システム・倫理学会」(服部英二会長)の第10 回学術大会のシンポジウムに、パネリストの1人として参加した。「地球システム […]

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ニュースレター第61号「研究の現場から」

研究の現場から 佐々木一也  私の所属する立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻は、現代の資本主義的都市文明特有の諸問題を、複合的視点および学際的視点を駆使し、場合によっては新たな学際的視点を構築しながら研究してきた。比 […]

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