ニュースレター第82号 巻頭言新着!!
2・1・0=文明・文化・ニヒリズム 小倉 紀蔵 文明とは、〈2〉の行為である。これは人間が数百万年前に道具を使い始めたときから、そうだった。「道具」と「道具でないもの」を分けて世界を2つに分別することが、道具的文明の行為 […]
ニュースレター第81号 巻頭言新着!!
景観とは文明の姿か 赤坂 信 景観とは文明の姿なのだろうか。もちろん、人間の技が成さざる景観もあるが、景観が人間の営為の結果として目の前に立ち現れるものとすれば、人間側の責任が問われる。今年 6 月、東京都国立市で富士山 […]
ニュースレター第80号 巻頭言
伊東比較文明学の継承に向けて─ 伊東先生追悼に寄せて 保坂 俊司 はじめに 冒頭において、比較文明学会の創設者であり、日本の、否、世界の比較文明学のリーダーとして長きに亘り獅子奮迅の活躍をされ、2023 年 9 月 2 […]
ニュースレター第79号巻頭言
比較文明学のこれまでとこれから─ 40 周年記念誌の編集を通して 松本 亮三 理事会での指名により編集委員長に就任したのは、2020年11 月21 日の第38 回大会役員会であった。同時に副委員長として指名された佐々木 […]
ニュースレター第79号「研究の現場から」
近代とは何か? 秋丸 知貴 筆者は、「近代とは何か?」を30 年間一貫して研究している。具体的には、美学・美術史の観点から近代文明と前近代文明を比較研究している。 2014 年度の比較文明学会研究奨励賞を受賞した『ポー […]
ニュースレター第78号巻頭言
「伊東文明学」に想う─ 新著『人類史の精神革命』 のことなど 吉澤 五郎 今年(2023 年)は、いち早く超領域的な「総合の知」を求めて発足した比較文明学会の「創設40 周年」にあたる。その歴史的な佳節を迎えて、本学会 […]
ニュースレター第77号巻頭言
比較文明学会創立40 周年を迎えて 伊東 俊太郎 ヨーロッパ近代文明が広く地球上を覆うようになった19世紀以降、ヨーロッパの論理的思考文化であるphilosophy(哲学)と同根の自然科学理論およびその応用である科学技 […]
ニュースレター第76号巻頭言
グローバル文明を超える人類の普遍的生存維持に向けて 佐々木 一也 ヨーロッパ近代文明が広く地球上を覆うようになった19世紀以降、ヨーロッパの論理的思考文化であるphilosophy(哲学)と同根の自然科学理論およびその […]
ニュースレター第75号「研究の現場から」
人類の最大の脅威は何か 金子晋右 筆者の専門分野は、経済史である。経済史は、現代的課題を解決するために、過去の経済を分析・究明する学問分野である。 筆者は、2008年のリーマン・ショック直後、未曾有の経済危機の克服方法 […]