比較文明 第18号(2002)目次
●No. 18, 2002
I 特別対談 比較文明学の現在、そして未来へ
—新しい知の希望を語る・・・・・・・・・・・・・・・・・伊東俊太郎
川勝 平太
II 《特集 衰退するか、アメリカ文明》
アメリカ文明という人類の壮大な実験
—この特集の趣旨について・・・・・・・編集委員会委員長 染谷 臣道
アメリカニズムと文明の溝・・・・・・・・・・・・・・・・・油井大三郎
ジョン・ウェインが死んでもアメリカ文明は衰退しない
—アメリカ文明衰退論の意味・・・・・・・・・・・・・・・有賀 夏紀
ある渡米体験と日米文明比較—清沢洌の場合・・・・・・・・・山本 義彦
人工理念国家アメリカの命運・・・・・・・・・・・・・・・・永安 幸正
アメリカ文明の宗教的次元・・・・・・・・・・・・・・・・・森 孝一
アメリカ文明とブラック・イスラム
—イスラム化するアメリカ文明の背景・・・・・・・・・・・保坂 俊司
数学こそがアメリカを勝利に導いた
—ノイマンと20世紀アメリカにおける応用数学の成立 ・・・三浦 伸夫
アメリカ文明衰退の徴候・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮原 一武
標準とアメリカ社会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・橋本 毅彦
III 比較文明学会第19回大会(鶴岡)公開シンポジウム
地球社会と現代文明のゆくえ・・・・・・・コーディネーター 原田 憲一
パネリスト 神川 正彦
川勝 平太
金 泰昌
小林多加士
吉澤 五郎
IV さまざまな比較学2
比較科学史・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・三浦 伸夫
研究ノート
「特集『諸文明間の対話』は可能か—比較文明学の提言」を
読んで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・数原 孝憲
書 評
伊東俊太郎著『文明と自然—対立から統合へ』・・・・・・・・染谷 臣道
片倉もとこ編集代表『イスラーム世界事典』・・・・・・・・・吉澤 五郎
秀村欣二著『トインビー研究』・・・・・・・・・・・・・・・堤 彪
許啓賢編『世界文明論研究』・・・・・・・・・・・・・・・・陳 謙臣
奥山倫明著『エリアーデ宗教学の展開
—比較・歴史・解釈』・・・・・・・・・・・・・・・・・・大島 末男
高橋誠一郎著『欧化と国粋
—日露の「文明開花」とドフトエフスキー』・・・・・・・・斎藤 博
小林道憲著『不安な時代、そして文明の衰退
—われわれはどう生きるか』・・・・・・・・・・・・・・・高田 邦彦
小田川方子・欠端実編著『「癒し」の思想
—伝統から未来へ』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・合田 秀行
深草正博著『環境世界史学序説』・・・・・・・・・・・・・・安田 喜憲
吉沢英成編『情報文明学の構想』・・・・・・・・・・・・・・杉田 繁治
今田高俊著『意味の文明論序説』・・・・・・・・・・・・・・神川 正彦