比較文明 第15号(1999)目次
●No. 15, 1999
《特集 文明と宗教—多様な現われと通底するもの》
比較文明的パースペクティヴにうつしだされる文明と宗教
—宗教的多元主義の立場・・・・・・・・・・・・・・・・・神川 正彦
宗教の根底にあるもの—アニミズムと神秘主義・・・・・・・・岸 英司
諸宗教と諸文明に通底するもの・・・・・・・・・・・・・・・大島 末男
多神教と一神教—「聖戦」の終焉に向けて・・・・・・・・・・服部 英二
巡礼と文明—「聖地」のコスモロジー・・・・・・・・・・・・吉澤 五郎
〈全知の神による審判〉という概念を巡って
—経験の一般的枠組みからの道明け・・・・・・・・・・・・谷 泰
文明と宗教・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鎌田 東二
宗教儀礼における声・音・表演
—イスラームの事例を中心に・・・・・・・・・・・・・・・水野 信男
「仏教文明」の可能性—比較文明学からの再検討・・・・・・・保坂 俊司
現代インド文明における出家と在家・・・・・・・・・・・・・村瀬 智
シンポジウム
文明と宗教・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・司会 中牧 弘允
日置弘一郎
報告者 小川 了
由中 哲也
島 岩
奥山 倫明
自由テーマ
近代科学がなぜ東洋でなく、西洋で誕生したか・・・・・・・・菅野 礼司
グローバリゼーションの歴史的地層
—「近世地域システム」という考え方・・・・・・・・・・・山下 範久
ロンドンのポスト・コロニアル状況
—「病める文明」の光と影と希望・・・・・・・・・・・・・山本 證
報 告
国際比較文明学会第27回年次大会報告・・・・・・・・・・・川窪 啓資
書 評
伊東俊太郎著『一語の辞典 自然』・・・・・・・・・・・・・小林 道憲
吉澤五郎著『世界史の回廊—比較文明の視点』・・・・・・・・伊東俊太郎
小林道憲著『宗教をどう生きるか
—仏教とキリスト教の思想から』・・・・・・・・・・・・・林 貴啓
中牧弘允編『社葬の経営人類学』・・・・・・・・・・・・・・長谷川伸子
神川正彦・川窪啓資編『比較文明学の理論と方法』・・・・・・堤 彪
湯浅赳男著『文明の人口史
—人類と環境との衝突、一万年史』・・・・・・・・・・・・鬼頭 宏