川村清夫『オーストリア・ボヘミア和協−幻のハプスブルク帝国改造構想』
出版社名:中央公論事業出版
発行年月日:2005/02/10
ISBN-10:489514237X
ISBN-13:9784895142373
判型:A5
発行形態:単行本
ページ数:196ページ
要旨(「BOOK」データベースより)
ボヘミア和協とは—近代チェコ民族主義成立への前史。19世紀において、いかにボヘミア貴族層とチェコ人中産階級が協力し、ハプスブルク帝国におけるボヘミアの自治を求めたかを考察する。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 一八七〇年代までのボヘミア国法運動の発展(伝統的なボヘミア国法
近代的なボヘミア国法理念 ほか)
第2章 ポトツキ内閣からホーエンヴァルト・シェフレ内閣へ(ポトツキ内閣の成立
ヘルフェルト会談とホーエンヴァルト ほか)
第3章 ボヘミア和協の交渉過程(和協交渉の開始
基本法に関する和協交渉 ほか)
第4章 ボヘミア和協の構造と新しいボヘミア国法(基本法の補足的な諸法案
新しい領邦条令 ほか)
第5章 ボヘミア和協の破滅的終焉(反和協運動のはじまり
第二の皇帝勅書の致命的効果)
結論(ボヘミア国法とボヘミア和協の意義)