第33回比較文明学会大会概要

1. 大会テーマ:「イノベーションと文明」
2. <大会趣旨>
価値を創造し、未知の可能性を切り開くといったフレーズとともに、イノベーションということばは今やいたるところで聞かれるようになった。イノベーションはとかく企業や国家間生産競争において不可欠なものと捉えられている傾向が強い。比較文明学会第33回年次大会では、「イノベーションと文明」というテーマを掲げ、活発な技術革新や産業活動の先にある、人類に益となる結果をもたらすイノベーションの姿を模索する。そのために、次の3つの視座を共有して議論したい。1)イノベーションは先端科学技術や経営などの分野に限定されるものではなく、人々の日常生活、環境、社会に大きな変化をもたらしうるものとして、あらゆる分野を横断することは言うまでもなく、広く一般に開放されるものであるという前提、2)イノベーションを社会の変化と捉え、その変化に対する分析やイノベーションへのコミットなしでは存在意義を失うというような風潮に対する批判的アプローチなど、さまざまな議論を通して、ともに人類の未来のためのイノベーションのあり方を模索する必要性、3)マクロな歴史学、生物学、心理学、社会学など比較文明論近傍の学問分野は「進化」をキーワードにすでに一定の研究成果の蓄積があるが、それらの成果と、必ずしも接点のない新たなイノベーションとのインターフェースを尊重しつつ、ややもすれば「対話」や「相互理解」といった理想的発話状態に縛られた発想に陥りがちであった従来の比較文明学のブレイクスルーへの期待。
これらの視座を通して、本テーマが、国立民族博物館初代館長であり比較文明学会創設にかかわられた故梅棹忠夫氏が民博の将来と人類の未来の生き方に思いをはせて遺した「絶えざるイノベーション」の意味を想起させるものとなることを期待する。
3.開催地:東京理科大学葛飾キャンパス(東京都葛飾区)
4.プログラム:詳細は後日郵送する大会開催告知にてご案内申し上げます。

【第1目 11月7日(土)】
   10:00-11:00 特別講演1 
    11:00-12:00 テーマ関連ビデオ上映
   13:00-14:20 特別講演2
   14:40-17:00 公開シンポジウム 
   17:30-19:30 懇親会

【第2目 11月8日(日)】
   10:00-12:00 個人研究発表 
   12:00-13:00 昼食(役員会)
   13:00-15:00 個人研究発表
   15:00-16:00 総会
   16:00 閉会

5.参加費:大会参加費3000円
懇親会費 6000円(学生3000円)
6.大会実行委員会委員:榎本のぞみ(実行委員長、東京理科大学)、汪義翔(副実行委員長、東京理科大学)、赤坂信(千葉大学)、服部泰(東海大学)、本田量久(東海大学)、前田芳人(前大会実行委員長・西南学院大学)、山下範久(立命館大学)、横山玲子(東海大学)、吉田晃章(東海大学)
7.連絡先:第33回比較文明学会大会実行委員会事務局
Email: jscsc.33rd.conference@gmail.com
〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1 東海大学文学部アメリカ文明学科内 
比較文明学会事務局気付 電話 0463-58-1211 内線3050 Fax 0463-50-2104 

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