4月17日現地実行委員会

4月17日現地実行委員会を北九州大学で開催しました。

日程:2004年10月1日〜10月3日

場所:北九州市立大学(北九州市小倉南区北方4-2-1)

交通:JR小倉駅よりモノレールにて競馬場前下車徒歩5分

プログラム:

第1日:宗像大社視察会ー吉村作治早稲田大学教授の解説で、みあれ祭と宗像大社などの視察、門司港で解散

第2日:役員会、総会、基調講演、シンポジウム、懇親会

第3日:

9時〜12時:個人研究発表

1時〜2時30,分:個人研究発表

シンポジウムの趣旨

 あらゆる生物は環境との相互関係の中で存在している。しかしながら、とりわけ人類が築いてきた文明は、環境のそれへの影響の規模において、他の生物の比ではない。実際、人類はその誕生以来、他の霊長類と比べても比較にならぬほど、加速度的に周囲の環境への認識を深め、かつ広げ、利用の範囲を拡大してきた。特に、文明発展の画期である、農耕・牧畜の開始と18世紀に始まる産業革命は、たいへん大きな環境との相互関係をもったものといえよう。

 今回の大会は北九州市立大学で開催される。北九州は、日本における産業革命の重要な拠点の一つとして、1901年に八幡製鉄所が操業を開始したところである。北九州市民が環境問題に関心が深いのは、このこととと無縁ではない。そこで私たちは、20世紀初頭に産業革命の拠点の一つとなったこの地で,100年後の 21世紀初頭に、『環境と文明の未来』について考察するのは、意義のあることではないかと考えた次第である。

 シンポジウムでは、過去における環境と文明との関係を踏まえつつ、現在の問題のありようを明確にしたい。その上で、未来の環境と文明との関係にはどのような可能性があるのかを、さまざまな角度から探ってみたいと思う。その祭、環境と文明の問題は、地球のみにとどまらないであろう。なぜなら、前世紀の1057年にスプートニク1号が打ち上げられ、1969年にはアポロ11号の月面着陸、さらに現在では、火星などへ惑星探査機を送り出すなど、人類文明は地球外空間へも展開を始めたからである。必然、「環境と文明の未来」の考察には、宇宙史における地球文明という観点も考慮した議論が期待される。すなわち、今回のテーマは、環境と文明の問題を、過去、現在、未来にわたって、巨視的に考察することがねらいである。

会員への案内状、研究発表募集案内を4月末に送付

会員への大会プログラム等送付:6月末 大会参加、宗像大社視察会の参加申し込み締め切り:7月末

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