小平健太著『ハンス=ゲオルグ・ガダマーの芸術哲学―哲学的解釈学における言語性の問題 』(晃洋書房)
小平健太会員の著書が出版されましたので、お知らせいたします。
『ハンス=ゲオルグ・ガダマ―の芸術哲学―哲学的解釈学における言語性の問題 』、晃洋書房、2022年2月。
要旨
芸術における真理とは何か―。ガダマーの「芸術思想」の哲学的意義を彼の主著『真理と方法』の内部から明るみに出し、彼の「哲学的解釈学」を貫く美と芸術の問題を「言語性」の観点から究明する。(紀伊国屋書店HPより)
目次
序論
第一章 ガダマーとヴィーゴをめぐる知の伝統と受容――人文主義の復権と言語性
第二章 美学理論の解釈学的解体――カント美学と解釈学における構想力の問題
第三章 美をめぐる知のもう一つの系譜――〈解釈学的なもの〉への解体的遡行
第四章 ハイデガーの芸術論に対するガダマーの応答と展開――芸術作品の心理と言語性
第五章 解釈学的経験における「媒介」の理論――ヘーゲルとガダマーをめぐる言語性の問題
結論
出版社 : 晃洋書房
出版日 : 2022/2/20
単行本 : 256ページ
ISBN-10 : 4771033188
ISBN-13 : 978-4771033184
以上