第77回研究例会のご案内

講演者: 福永英雄・京都大学研修員(社会学)
演 題: 当事者性・アクセス・二極化--特に「高度情報化」状況におけるシステム、コミュニケーション、実践について--

日時:2006年3月28日(火)午後1時30分?3時30分
場所:大手前大学 学生支援センター
   〒541-0051 大阪市中央区備後町3-13 船場アルファビル2階
    tel. 06-6232-3480  fax. 06-6232-3482
   (地下鉄御堂筋線「本町」駅 1番出口より徒歩2分)

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当事者性・アクセス・ニ極化━特に「高度情報化」状況におけるシステム、コミュニケーション、実践について━

福永 英雄 (京都大学研修員)

(論点レジュメ)
論点は多岐にわたるため、ここではキー・ワードを挙げるにとどめたい。

1.社会科学における《実証》・《役に立つ》ということと、《脱時間化された観察者の特権》・《当事者性》
2.「高度情報化」・一くIT革命〉・く情報ネットワーク革命〉・「ME革命」・・・・・
3.表現ツールの事前規制の問題性
4.プライバシーと個人情報
5.「高度情報化」状況における《アクセス》と《二極化》
6.「取引費用」・「世界調達」・「ネットウーク化」と、《ニ極化》
7.「新自由主義」と《ニ極化》
8.《当事者性》と「デモクラシー」
9.「システム」と「コミュニケーション」(Luhmann/Habermas)
10.(「物象化」「システム」「場」〉 と{「観察者」「実践者」}
11.「セキュリティ」と、リスクの客観化
12.〔アメリカ発、デジタル還元革命〕
13.「アクセス(権)」の多義性(・階層性)
14.モバイルと〔脱空間化〕
15.《匿名性》と《特定化》、およぴ《空間的同定》
16.《アメリカニズム》の遍在化(・グローバリゼーション)
17.《ポピュリズムによるシスム自律性(或いは〔自律場〕)の植民化》
18.〔ポストパノブティコン〕状況と、透明性
19.Discipline権力と、謂わゆる「環境管理型権力」トアーキテクチャー)
20.固有名の有名性と、フレーズの席巻力
21.{非人格的秩序/人格的秩序}
22.{情報?メディアーコミュニケーション〉
23.高度情報化と社会的速度の政治経済学
24.「機会均等」の積極化たる〔アクセス均等〕
25.アクセス累積による非人格的秩序生成の展望
26.当事者性が社会秩序を紡ぎ出す、ということ

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