比較文明学会第22回大会について(会報掲載原稿)

比較文明学会第22回大会について

◇ 大会テーマ:「環境と文明の未来」

今回の大会が行なわれる北九州市立大学は、20世紀初頭から重工業都市として発展してきた北九州市にあります。そのような背景から、当地では、環境問題にひときわ強い関心が抱かれてきました。そこで、上記のようなテーマを設定した次第です。世界の諸文明の過去と現在を、環境との関係から考察して問題を明確にし、文明の未来の可能性を探ろうとするものです。

◇ 期日:2004年10月1日(金)〜10月3日(日)

◇ 会場:北九州市立大学(〒802?8577 北九州市小倉南区北方4?2?1)

◇ 交通:JR小倉駅よりモノレール(約10分)、競馬場前下車(徒歩5分)

◇ 日程:

10月1日(金):宗像大社視察会(吉村作治早稲田大学教授による解説)

10月2日 (土):

 10時〜11時30分:役員会

 11時30分:受付開始・昼食

 12時10分〜12時45分:開会式・総会

 13時〜14時30分:基調講演 梅原猛先生

 14時40分〜17時10分:シンポジウム 「環境と文明の未来」

   コーディネーター:安田喜憲(国際日本文化研究センター教授)

   パネラー:川勝平太(国際日本文化研究センター教授)、松井孝典(東京大学教授)、松本健一(麗澤大学教授)、吉村作治(早稲田大学教授)

   コメンテーター:服部英二(ユネスコ事務局長官房特別参与)

 18時〜20時:懇親会

10月3日(日):

 9時〜12時:一般研究発表

 12時〜13時:昼食

 13時〜14時30分:一般研究発表

 14時30分:閉会式

* 第1日目(10月1日)の宗像視察会は、宗像大社最大の祭りである「みあれ祭」と沖ノ島の出土品を見学する予定です。みあれ祭は、沖ノ島、大島、宗像大社本社に祭られている3女神が一堂に会する伝統的な祭りで、海上安全や豊穣を願うものです。女神を出迎える大船団の行進は壮観です。その後、宗像大社の神宝館で沖ノ島の出土品を見て、吉村作治早稲田大学教授のお話を聞きます。吉村教授は、宗像大社や沖ノ島を世界遺産にという運動に関わっておられ、今回の解説には適任の方です。昼食後、バスで北九州市の門司港レトロに向かい、到着後(午後3時半頃)、解散となります。門司港レトロでは、明治時代の建物などが復元されています。 なお、この視察会には事前の申し込みが必要です。

*基調講演とシンポジウムは一般市民にも公開します。

◇ 第22回大会役員

会長:吉澤五郎(聖心女子大学)

実行委員長:吉崎泰博(北九州市立大学)

実行委員:染谷臣道(国際基督教大学)、山本證(武蔵野大学)、松本亮三(東海大学)、横山玲子(東海大学)、伊津信之介(東海大学福岡短期大学)、伊藤健一(北九州市立大学)、澤野雅彦(九州国際大学)、中村茂徳(萩国際大学)、前田芳人(西南学院大学)、吉田潔(地域マーケティング研究所)、服部研二(香蘭女子短期大学)

◇ 事務局:北九州市立大学学長吉崎泰博気付 比較文明学会第22回大会実行委員会

      〒802?8577北九州市小倉南区北方4?2?1

*会員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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