地球システム・倫理学会主催の講演とシンポジウム

11月16日(金)

地球システム・倫理学会主催の講演とシンポジウム14:00~17:00(受付:13:00~)

会場:稲盛財団記念館大会議室

個別テーマ「言葉の危機と再発見」

基調講演:山折哲雄(国際日本文化研究センター元所長・名誉教授)「日本語のいのち」

シンポジウム:「日本語のちから」

佐々木瑞枝(武蔵野大学)「平安—和語の世界」

鈴木貞美(国際日本文化研究センター)「日本語の生命力」

ポーリン・ケント(龍谷大学)「『菊と刀』から紛争処理へ」

鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター)「神話と歌にみる言霊思想」

司会:松本亮三(東海大学・比較文明学会会長)

コメンテーター:伊東俊太郎(東京大学名誉教授)

服部英二(地球システム・倫理学会会長)

テーマ趣旨:地球システム・倫理学会は、さまざまな「地球問題群」を学問的に討議しつつその解決策を探り具体的実践へとつなげていく「地球と人類の未来を考え実践する会」であり、新しい「地球主義と平和」を希求し、「地方から地球へ、競争から共生へ、エゴからエコへの枠組転換」と「物と力の僕としての知識から心と命の主としての智恵(普遍的真理、実践的倫理)への転換」をはかる学術機関である。その地球システム・倫理学会が比較文明学会との合同学術大会を行なうにあたり、「地球的危機と平安文明の創造」を全体合同テーマとした。そして、地球システム・倫理学会は独自個別テーマとして「地球問題群」の中から「心と命」を表わす「言葉」の問題を取り上げる。文明と文化の危機は、そこに生きる人々の「言葉」の危機として表われている。その言葉の問題を根本のところから掘り下げ、「日本語」の「いのち」と「ちから」を再発見・再措定する。

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