小杉泰著『9・11以降のイスラーム政治』 2014年7月13日 最終更新日時 : 2022年7月5日 YoshidaTeruaki 岩波現代全書、2014年6月 パレスチナ問題、民主化運動のゆくえ、アフガニスタン、イラク、シリアの不安定化など、イスラーム世界はますます混迷の度を深め、政治としてのイスラームが現代世界にラディカルな問いを発している。従来の近代化論や共存論だけでは解決できないイスラーム世界の問題を、宗教と政治の接点からわかりやすく解き、21世紀の国際社会の中でのイスラームの意味を考察する。