重久俊夫著『この世界の価値について 功利主義を新たに書き換える』(晃洋書房)
重久俊夫会員の著書の紹介です。なお、近年の出版のご著書も後段に記載させていただきました。詳細はリンク先をご覧ください。
価値の本質とは何か? 短命に終わった人生は価値が低いか?自分が生まれてきたことに価値はあるのか? 「自由」と「平等」の意義と限界は何か?価値の難問を解く鍵は、「功利主義」思想を混乱と誤解から救い出し、徹底的にアップデートすることです。功利主義と進化論から、歴史、政治、法を再考し、常識のまどろみを終わらせるのが本書の課題です。
(目次)
第一部 変幻する功利主義
第一章 価値原理としての功利主義 ——価値があるとはどういうことか
第二章 行動動機としての功利主義 ——人は何を求めるか
第三章 社会規範としての功利主義(一) ——われらは何をなすべきか
第四章 社会規範としての功利主義(二) ——統治はいかにあるべきか
第二部 歴史への視線
第五章 情報進化と功利主義 ——歴史の流れは価値なのか
第六章 加速する世界 ——今はどういう時代なのか
第三部 国家と法への視線
第七章 近代化の政治学 ——政治体制は何を目指すか
第八章 思想としての憲法学 ——法学的思考とは何か
出版社:晃洋書房
発売日:2021/7/20
言語:日本語
ISBN:978−4−7710−3513−3
頁数:309頁
価格:3,960円
近年のご著書
1)『西田哲学とその彼岸 時間論の二つの可能性』、晃洋書房、2020年
ISBN:978-4-7710-3384-9
URL:http://www.jscsc.gr.jp/article.do?a=79779780906141237
2)『メガヒストリー 進化と近代化の歴史像』、PHPエディターズグループ、2019年
ISBN:978-4-909417-34-3
URL:http://www.jscsc.gr.jp/article.do?a=79779780906677633
3)『メタフィジックス この世界が夢幻であるということ』、晃洋書房、2018年
ISBN:978-4-7710-3096-1
URL:http://www.jscsc.gr.jp/article.do?a=79779780907161147