2019年度 第1回環流文明研究会のご案内

環流文明研究会各位            
比較文明学会会員各位           

                                             環流文明研究会
                                             代表 犬塚潤一郎
                                              副代表 星野克美、神出瑞穂

令和初めての環流文明研究会を下記の通り開催いたします。今回はトインビー論の第一人者Dr.三枝守隆氏と犬塚代表の帰朝報告です。
皆様ご参加いただき、活発な議論を期待します。

                                   記

(日 時)  5月18日(土)13:00~16:30

(場 所)  東海大学代々木校舎 4号館 4505教室 (5階)

(内 容)
? 三枝守隆
「環流文明を『ポストモダン以降のトインビー比較文明学』でとらえ返すー2010年第27回比較文明大会における 議論をめぐって」

? 犬塚潤一郎
言語中心主義の諸相
「言語中心主義」という言葉は、現代思想では特有の概念・批判にあたりますが、ここでは、より一般的な意味において使用します。印欧語の特質である、構造性と厳密性を核として、それが造形表現(芸術)、建築、都市、そして産業や生活など、西洋文化の様々な諸相に表れていることを問い直したいと思います。その試みを通じて明らかにしたいと考えるのは、知識・情報によって主導される産業文明の基礎原理とその克服の道筋です。まずは文化研究と存在構造の探求へとより近づこうとするところから。皆様のご批判を楽しみにいたします。

(連絡先) 科学技術・生存システム研究所  神出瑞穂
Email: kamide-mizuho@max.hi-ho.ne.jp