小杉泰著『9・11以降のイスラーム政治』

岩波現代全書、2014年6月

パレスチナ問題、民主化運動のゆくえ、アフガニスタン、イラク、シリアの不安定化など、イスラーム世界はますます混迷の度を深め、政治としてのイスラームが現代世界にラディカルな問いを発している。従来の近代化論や共存論だけでは解決できないイスラーム世界の問題を、宗教と政治の接点からわかりやすく解き、21世紀の国際社会の中でのイスラームの意味を考察する。

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