第82回研究例会(6月30日)のお知らせとレジュメ
本年秋の「文明と世界遺産」をテーマとした大会に向けて、第82回研究例会を下記のとおり行います。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
期日:2007年6月30日(土)
場所:早稲田大学大久保キャンパス55号館S4階
時間:
14:40〜15:30(質疑応答も含む)
発表者:犬飼孝夫氏(麗澤大学教授・本学会幹事)
演題:「Google Earthで見る環境と文明 〜 世界遺産を中心に」
発表要旨:地球表面の鮮明な画像を見ることができる「デジタル地球儀」Google Earthを用いて、世界遺産の航空衛星写真を見ながら、主として「水」の観点からアジアの環境と文明をめぐる諸問題を考察する。
15:40〜17:20(質疑応答も含む)
発表者:金原保夫氏(東海大学教授)、共著に『バルカン史』(山川出版社)、訳書に『ビザンツ帝国とブルガリア』(東海大学出版会)など。
演題:「ブルガリアにおけるトラキア文明について-- ユーラシア騎馬民族史の展開」
内容:ブルガリアにおける考古学的発掘調査と関連付けてトラキア文明を論じ、トラキア人をはじめフン族やブルガール人などの騎馬民族の歴史的役割をユーラシア騎馬民族史の中で位置付ける。
テーマ:1.内陸ユーラシアの騎馬民族
2.バルカンの黄金文明
3.ブルガリアでテル(遺丘)を掘る
4.古代騎馬民族トラキア人
5.世界遺産とトラキア文明
6.民族移動と騎馬民族:フン・アヴァール・ブルガール
*会員外の方のご参加も歓迎いたします(資料代:500円)
*例会後に懇親会を予定しており、そこで議論を深めたいと考えていますので、会員の方はふるってご参加ください。
*会場への最寄りの交通機関から、大久保キャンパスへの地図とキャンパス内の配置図は下記のホームページをご参照くださいhttp://www.sci.waseda.ac.jp/campus-map/