宗像大社『みあれ祭』視察会へのお誘い
宗像大社『みあれ祭』視察会へのお誘い
2004年10月1日(金)開催
福岡県宗像地域では、『海の正倉院といわれる沖ノ島を世界遺産に!』という運動が行われています。玄界灘の真只中に浮かぶ沖ノ島では、4世紀から10世紀初頭までの約600年にわたり大和朝廷が鏡・金指輪・龍頭・唐三彩など最高級の品々を奉献し、対外交渉にかかわる重大な国家的祭祀が執り行われてきました。この沖の島では現在23ヶ所の古代祭祀遺跡が発見され、12万点におよぶ出土品は、全て国宝・重要文化財に指定されています。
丁度学会開催と同じ日程で宗像最大の祭り宗像大社秋季大祭が行われ、風俗舞などが独特の衣装で舞われます。また大祭では鎌倉時代から続く「みあれ祭」という伝統の海上神事が執り行われます。比較文明学会主催の視察会として、船上からのみあれ祭視察とともに沖の島の出土品を展示している宗像大社神宝館を見学します。沖の島の世界遺産指定運動にお詳しい早稲田大学教授吉村作治先生に解説いただきます。
宗像大社の案内によると、みあれ祭は宗像大社(旧玄海町)の3女神が一堂に会する海上神事で、大社の別宮、沖津宮(おきつぐう)(大島村・沖ノ島)と中津宮(なかつぐう)(同村・大島)の2女神の御神体が玄界灘を渡り、宗像大社(辺津宮(へつぐう))の女神と1年ぶりに再会します。この祭りは、海上安全や五穀豊じょうを祈願する祭りで、鎌倉時代以来の歴史を誇ります。御神体を乗せた御座船(ござせん)は、大漁旗やのぼりを掲げた約500隻の大漁船団に守られながら海上を進み、午前9時半に向かいの大島港を出発し、地の島、鐘崎、神湊(こうのみなと)と約15キロのコースを1時間かけて海上パレードを行います。午前10時半すぎ、辺津宮の女神が待つこうの神みなと湊(旧玄海町)に到着し、御輿にて約1kmの街道を大社に移動し風俗舞などが行われます。視察会はこれらの行事を視察し、沖ノ島の出土品が展示されている宗像大社神宝館を訪れます。
その後、宗像大社から北九州市の門司港レトロ地区へ、ウミガメの産卵地でもある白砂青松の響灘沿いにバスで移動し解散といたします。
*宗像大社はJR鹿児島本線東郷駅から西鉄バス神湊行き15分
*神湊は、JR鹿児島本線東郷駅から西鉄バス神湊行き20分
宗像大社『みあれ祭』視察会スケジュール
9月30日(木)【注:宿泊の方】
17:00JR鹿児島本線東郷駅にご集合ください。(ホテル送迎バスにてホテルへ)
宗像市唯一の温泉「玄海さつき温泉」『玄海ロイヤルホテル』に宿泊(到着後夕食)
(直接ホテルに行かれる方は、その旨ご連絡ください。)
10月1日(金)【注:当日参加の方と宿泊の方】
07:00当日参加の方は、JR鹿児島本線東郷駅にご集合ください。送迎バスにて玄海ロイヤルホテルへ
07:55ホテルから観光バスで神湊港へ
08:30乗船(宗像観光協会チャーター観光船)
10:00下船後観光バスにて宗像大社へ
11:40宗像大社にて風俗舞鑑賞・神宝館にて沖の島展示品見学・吉村先生の解説
(昼食)
14:30宗像大社から観光バスでさつき松原〜芦屋経由で門司港レトロ地区へ
(通常1時間30分程度の所要時間ですが、道路状況で多少前後します。)
宗像大社『みあれ祭』視察会費用
(1)宿泊(玄海ロイヤルホテル)
A:29,000円(洋室・1名1室・朝・夕食付き)
B:26,000円(一人)(洋室・2名1室・朝・夕食付き)
C:29,000円(一人)(和室・2名1室・朝・夕食付き)
D:27,000円(一人)(和室・相部屋・朝・夕食付き)
(2)当日参加
E:12,000円
*自家用車で参加の方も同一料金です。車は玄海ロイヤルホテルに駐車できます。
宗像大社『みあれ祭』視察会申し込み方法
*視察会費用は、観光バス・みあれ祭観光船・昼食弁当・神宝館入館料を含みます。
*所定の郵便振替用紙に、選択したA,B,C,D,Eを明記し、金額を記入して下さい。
*参加者への詳しいご案内や連絡を行うため、住所と電話番号、e-mailアドレスは正しくお書き下さい。
* 申し込み後の取り消しは9月14日まで可能です。9月15日からキャンセル料が発生します。
* 観光船欠航の場合は陸上からの視察となりますが、乗船料金はお返し致します。
* 比較文明学会九州支部ウェブサイトで詳細情報をご覧下さい。
*お問い合わせは、info@bunmei.org にお寄せ下さい。